腰痛症

当院に来院する患者さんで一番多い疾患です。

長時間の同じデスクワークやドライブ、
スポーツ時のフォームの問題や日常生活の姿勢、
中には思い当たる原因がないとおっしゃる患者さんもいらっしゃいます。
本当に多種多様、様々な原因で発症します。

前にかがむと痛い。重い物が持てない。歩くと腰に響く。
ふとした動作でも痛い。ずーっと腰に重い感じがある。

私も腰痛の経験があるので、あの痛みは鬱陶しいですよね。
思ったように動けませんし。

当院では、脳を活性化させ、運動機能の弱化を改善する
BESE療法や神経の伝達を円滑にし、筋肉の賦活を促す
神経筋整合法を行っております。

この治療方法の有効性が、下記の新聞記事を見る事によって
わかることが出来ます。

以下記事です。

日本整形外科学会と日本腰痛学会は2012年12月30日までに、
腰痛の発症や慢性化には心理的なストレスが関与しており、
画像検査などでも原因が特定できない腰痛が大半を占めるとの
診療ガイドライン(指針)をまとめた。

重篤な脊椎疾患の兆候がない限り、
すべての患者に画像検査をする必要はないとしている。

腰痛があればまずエックス線で骨や神経の異常がないか調べる
現在の診療の在り方が変わりそうだ。

腰痛の診療指針は初という。
個々の医師の経験や勘により行われてきた診療を、
科学的な根拠に基づいて統一的に行うのが目的。

2001年以降の国内外の医学論文4千件から厳選した約200件を基に、
両学会の専門家が医師向けに策定した。

指針によると、腰痛は発熱や胸部痛といった危険信号の有無などで
(1)がんや外傷、感染などの重い脊椎疾患が疑われるもの
(2)まひやしびれ、筋力の低下など神経症状を伴うもの
(3)原因が特定できない非特異的腰痛――に分類することが重要とした。

非特異的腰痛は、いわゆるぎっくり腰やストレスが
原因となっているものを含み、
全体の85%を占めるとの研究があるという。

非特異的腰痛は、職場での人間関係や仕事量の多さ、
仕事上の不満、うつ状態など
心理社会的要因が関与している強い証拠があると指摘。

ストレスを軽減するために
ものの考え方を変える認知行動療法などの
精神医学療法が有効だとした。

また、安静は必ずしも有効ではなく、非特異的腰痛なら
できるだけ普段の動きを維持した方が早い改善につながるという。
発症から3カ月以上たった慢性腰痛には運動療法は効果があるとした。

指針の策定委員会のメンバーである
福島県立医大の矢吹省司教授(整形外科)の話 

患者が望むこともあり、現状では約8割で画像検査をするが、
痛むからといって、画像で原因が分かることは実は多くない。
単に加齢で起きている骨や神経の変化を画像で患者に示して

「だから状態が悪いんだ」

と思い込ませるのは逆効果だ。

慢性腰痛では、深刻に考えすぎて安静にするよりも、
体を動かしたほうが症状が軽くなる可能性が高い。

(日本経済新聞 2012年12月30)

85%も原因不明と言う、なんともはやの結果です。

そこで腰痛と脳の関係を調べた方達がおります。

健康な人の脳血流と、慢性腰痛患者の脳血流を調べたところ、
強い腰痛を訴える患者の画像では、
脳の働きが低下していることが分かりました。

また、原因が特定できない腰痛患者の7割に、脳活動の低下が発見され、

さらに、アメリカのノースウェスタン大学の研究によると、
慢性腰痛患者は脳の特定部分の働きが低下していることが分かった。

その脳活動の低下は感情をコントロールする「前頭葉」の「側坐核」
で見られました。そこは、痛みを制御する場所です。

その側坐核の抑制にストレスが関与している事も解りました。

本来は、その側坐核の「オピオイド」が動く事によって
痛みを抑える信号を痛みの場所に送る事によって
必要以上の痛みを感じない仕組みをもともと持っています。 

ところが慢性的なストレスが加わると側坐核が抑制され
オピオイドも働かなくなります。
痛みの抑制が行われないので、痛みが続くと言う訳です。

筋肉を傷めて始まった腰痛も、腰が原因ではなく
脳の働きに問題が有るため。というのが最近の研究結論でもあります。

では、ストレスを減らすことが大事なのか?

となってきますが、ストレスは様々ですし
どうしてもなくせないストレスもあります。

こう考えて下さい。
「脳の活性「前頭葉・側坐核」をいかにするか。」
ストレスが腰痛を生むのではなく
本来抑えられるはずの痛みが、ストレスにより抑えられなくなる。
ストレスが、痛みを強めているのです。

また、慢性腰痛の患者さんとうつ病の患者さんの脳の反応は
とても近い反応を示すそうです。

そんな事実から世界各国の腰痛の治療基準で推奨されているのは
うつ病の治療基準と同じという事です。

腰痛改善の第一歩は、このような腰痛の概念を知る事が大切です。

脳が変われば、腰の痛みは必ずなくなります。

ですから、当院の治療は、脳のストレス反応に対する治療と
筋骨格に対する運動療法を行っております。

当院の腰痛治療でこの様な感想を頂きました。
ご覧下さい。

症状 臀部打撲 腰部捻挫

92歳の母は、自分で着替え中、
尻もちをついて動けなくなり、救急車で入院。打撲と診断された。
3週間後の退院時、右足の付け根を押さえて「痛い!痛い!」と、
言い1、2秒立つのがやっとでした。

かんだ先生に痛みの原因は、腰と指摘され施術開始し、
みるみる改善し三回目の受診時には、車イスに乗る時も、
かなり自分で動ける様になっていました。

その後、1週間位して、一人で立ち上がり歩行器でトイレへ~
今では、時に歩行器なしでも歩き、
だいたいの事は、自分で出来るようになりました。

T.S さん 
新潟市東区
性別 女

Tおばあちゃん。認知症があり一見ストレスとは
縁がないように感じましたが、ご自身で自由に動けない為
痛みがあるのに無理やり動かされるのがとてもストレスの様でした。

そのストレス処置と、ごくごく軽い運動療法で
ぐんぐん回復していきました。

3週間の入院で安静を強いられ、ストレスで緩慢な症状経過という
典型例です。

適切な処置をすれば早期に痛みから解放されます。

最後に

今までの治療のマッサージや電気療法、投薬などで、
なかなか良くならないのは、そうゆう事なのです。

原因は脳にあります。

勇気を持ってご相談下されば幸いです。

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